ここからコンテンツです
ごあいさつ
次世代シミュレーション技術者教育プログラムの開発に向けて
豊橋技術科学大学では、文部科学省特別経費による支援をうけ、平成24年度から5カ年計画で、「次世代シミュレーション技術者教育プログラムの開発―高専から大学院まで実践的上級技術者教育の実現に向けて―」をスタートさせました。
シミュレーションの妥当性と結果の正当性の検証に裏打ちされたシミュレーション技術は、研究開発に必須の技術であり、我が国の産業の国際競争力の強化に欠かせません。そこで求められるのは、体系化されたシミュレーション科学の実践的教育プログラムを開発・実施し、V-V(Validation and verification)すなわち妥当性と正当性の検証のできる次世代シミュレーション技術を「使いこなせる」、「開発できる」人材の育成です。
本プロジェクトでは、①高専と連携した実践的シミュレーション技術者教育、②本学の学部・大学院教育組織再編と教育カリキュラム改革に連動した、シミュレーション科学の実践的教育プログラムの構築、④次世代スーパーコンピュータ人材育成と連携した高度シミュレーション技術者の養成を目指しています。
平成25年度には次世代シミュレーション技術者教育計算機システムの稼働及びプログラムの整理を行い、平成26年度より全科でAS科目の導入となり、より実践的シミュレーション技術教育プログラムの教育と高度シミュレーション技術者の養成を行うことで、我が国の研究開発力、産業の国際競争力の強化に貢献したいと存じます。
本事業を着実に推進し、実践的シミュレーション技術教育プログラムの開発と高度シミュレーション技術者の養成を通して、我が国の研究開発力、産業の国際競争力の強化に貢献したいと存じます。
また、本事業推進にご協力ご支援いただいた関係各位に感謝を申し上げると共に、今後も引き続きご指導、ご助言をお願い申し上げます。
豊橋技術科学大学 理事・副学長(学務担当)
次世代シミュレーション技術者教育実施本部長
井上 光輝