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教育プログラムの概要

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目標・目的

豊橋技術科学大学では、今年(平成24年)度から5年計画で,「次世代シミュレーション技術者教育プログラムの開発」プロジェクトを実施します。この教育プログラムでは,大規模かつ高精度な予測を可能にする次世代シミュレーション技術を開発できる人材、そして、 "ものづくり"を支援して新技術や新材料の研究開発を牽引するより高度なシミュレーション技術を使いこなせる人材を育成するため,様々な取り組みを推進していきます。

本学がシミュレーション技術者教育に重点的に取り組む背景として,産業界の『現場』の意見があります:

シミュレーションの妥当性とシミュレーション結果の正当性の検証に裏打ちされたシミュレーション技術は研究開発に必須の技術で,我が国の産業の国際競争力の強化に欠かせない。...V-V(Validation and Verification)のできるシミュレーション技術者の必要性は高度なものつくりを推し進める上で極めて高く,わが国の産業界には必要不可欠である。

(株式会社豊田中央研究所 菊池 昇 取締役副所長より)

高度化するシミュレーションに関わるハード,ソフト,理論体系などを理解できるエンジニアの人口を一定水準に高めないと応用展開が加速しない。

(日東電工株式会社 表 利彦 執行役員副CTO全社技術部門長)
(「仮想の実体験化を可能にするシミュレーション技術」,日東電工技報,91号,2010年,vol.48より)

本プロジェクトは,こうした我が国の最先端企業が真に必要とするスキルを備えた人材を育成することを目標としています.


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