分子シミュレーション講習会：Materials Studio編

報告

情報メディア基盤センター、および次世代シミュレーション技術者教育推進室の主催で「分子シミュレーション講習会：Materials Studio編」を開催しました。本講習会では、BIOVIA Materials Studio Basic Tutorialに基づいて、 Visualizer、Castep、Dmol³に関する講義と実習を行いました。主な講習内容は以下の通りです。

• 第1,2時限：MS Visualizer入門
  
  • 基本操作
  • 構造モデル（分子，結晶，表面，界面）の作成
  • 周期系モデルの作成
• 第3,4時限：MS DMol³入門
  
  • 分子モデルの構造最適化
  • LST/QSTツールを用いた遷移状態の探索
  • 結晶構造の状態密度の予測
• 第5時限：MS CASTEP入門
  
  • 格子定数の予測
  • バンド構造の計算と解析

参加人数は22名（教員7名、学生15名）でした。Materials Studioでは、多様なシミュレーションを操作性の良いユーザーインターフェースを介して実行できます。今回学習した内容を足掛かりに、計算機シミュレーションをご活用いただければ幸いです。なお、講習会で利用した資料は次世代シミュレーション技術者教育推進事務室にて貸し出しています。

担当

問い合せ先

次世代シミュレーション技術者教育推進室 福田（0532-44-6548）